BMW F800Rは買いか?維持費と中古選びの注意点を解説

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夕暮れ時の日本のワインディングロードに停車するBMW F800Rのアイキャッチ画像

今回の結論です

BMW F800Rは低重心で扱いやすく、中古コスパが高い優秀なバイクです。ただし輸入車特有の維持費や前期型の故障リスクがあるため、整備履歴の確認が必須です。

こんにちは、YARAです。

BMW F800Rの購入を検討している方は、リアルな維持費や中古の相場、当時の新車価格などが気になっているのではないでしょうか。また、実際の最高速や故障リスク、オーナーからの評価やインプレも購入前にしっかり知っておきたいポイントです。

この記事では、後継機であるF900Rとの違いや、外車ならではの注意点も交えながら、BMW F800Rが本当に自分に合っているかどうかを判断できるように分かりやすくまとめます。

この記事でわかること
  • BMW F800Rの維持費と中古相場
  • 故障リスクや前期型と後期型の違い
  • 足つきや燃費など日常での使いやすさ
  • F900Rや国産ミドルと迷った時の選び方
目次

BMW F800Rの購入判断と維持費

まずは、BMW F800Rを所有するうえで避けて通れないお金と装備、故障リスクを見ていきます。中古価格だけを見るとかなり魅力的ですが、買ってからの維持環境まで含めて判断するのが大事ですね。

維持費の目安と注意点

バイクショップのピットで専用診断機に接続され点検を受けるBMW F800Rのエンジン周り

BMW F800Rの維持費は、国産ミドルより安いとは言いません。特に正規ディーラーで点検や車検を受ける場合、基本工賃や診断機の使用料が加わるため、国産車より高めに見ておくのが現実的です。

ただし、BMWだから維持費が必ず何倍にもなる、という見方は少し雑です。税金や自賠責、重量税などの法定費用は排気量区分で決まるため、F800Rだけが特別に高くなるわけではありません。

差が出るのは、点検工賃、BMW専用診断機、純正部品、消耗品交換の部分です。つまり、車検の基本料金よりも、どの部品交換が同時に発生するかで支払総額が大きく変わります。

維持費で見るべきポイントは、車検代そのものよりも、点検時に消耗品交換が重なるかどうかです。タイヤ、ブレーキパッド、バッテリー、プラグ、油脂類が重なると一気に金額が上がります。

費用項目目安確認したい内容
軽自動車税年額6000円排気量400cc超の大型二輪として考える
自賠責保険24か月で1万円前後保険料は改定されるため車検時に確認
重量税と印紙代数千円から1万円弱年式や制度変更で変わる場合がある
ディーラー車検8万〜14万円前後消耗品交換が重なると高くなる
12か月点検2万〜4万円台が目安オイルや診断料は別途になる場合がある

私の判断としては、F800Rは完全に安さだけで維持するバイクではありません。とはいえ、軽整備を自分で行い、重整備や診断だけプロに任せる形にすれば、かなり現実的に楽しめるBMWです。

安く買って何も整備しないより、購入後の初回点検に予算を残しておく方が満足度は高いです

中古BMW全体の費用感を知りたい場合は、BMWバイクの中古が安い理由と選び方も参考になります。

維持費は年式、走行距離、整備履歴、地域、依頼先によって変わります。特に保証なしの個体は、購入直後にタイヤ、バッテリー、冷却系、発電系の整備費が重なる前提で予算を組んでください。

中古や新車価格の相場

BMW F800Rは、新車時には100万円を超えるプレミアムミドルとして販売されていました。2009年登場時の新車価格はグレードにより100万円台前半から中盤で、後期型でもおおむね100万円超の価格帯です。

一方で、中古市場では50万〜60万円台を中心に探せることが多く、ここがF800R最大の魅力です。この記事でまず覚えておきたいのは、新車時の内容を考えると中古の費用対効果が高いことです。

項目目安見るべきポイント
新車時価格100万円超グレードや年式で差がある
中古相場50万〜60万円台が中心流通台数は少なめ
狙い目2015年以降の後期型足回りと外観が大きく進化
価格差の理由整備履歴や装備差パニアやグリップヒーターの有無を見る

ただし、F800Rは国内流通台数が多いバイクではありません。平均価格だけを見て安いと判断するより、年式、走行距離、整備記録、純正パニアやグリップヒーターの有無まで見て判断する必要があります。

特に50万円台で後期型が見つかった場合は、かなり魅力的です。ただ、安い個体ほど整備履歴が薄いこともあるので、現車確認では外装よりも電装、冷却系、発電系、タイヤやブレーキの残量を優先して見たいですね。

チェックポイント

  • 支払総額に納車整備費が含まれているか
  • 車検残があるか新規取得か
  • タイヤとブレーキの交換時期が近くないか
  • 純正パニアやキャリアが付属しているか
  • 整備記録簿や交換履歴が確認できるか
YARA

50万円台で見つけると嬉しくなりますが、焦らずパニアケースの有無や足回りの状態まで含めて見比べてみてくださいね。

ハイラインの装備内容

グリップヒータースイッチとデジタルメーターが確認できるBMW F800Rハイラインのハンドル周り

BMW F800Rでよく見るハイラインは、快適装備を充実させた上級寄りの仕様です。ABS、グリップヒーター、オンボードコンピュータなどが付く個体が多く、ツーリング用途ではかなりありがたい内容になっています。

国産車だと後から追加したくなる装備が、最初からまとまっているのがBMWらしいところですね。特にグリップヒーターは、春先や秋冬のツーリングでかなり効きます。

私なら、F800Rを選ぶならグリップヒーター付きの個体を優先します。理由は単純で、後付けより純正装備の方が操作感も見た目も自然で、長く使うほどありがたさが分かるからです。

ハイライン系の個体は、ツーリングで効く快適装備が最初から揃いやすいのが魅力です

中古車写真で装備を確認するなら、ハンドルスイッチのグリップヒーターマーク、ホイール周辺のABSセンサーリング、メーター内のオンボード表示を見てください。

注意したいのは、年式によってハイライン、プレミアムライン、セーフティパッケージなど呼び方が混ざることです。中古車店の表記だけで判断せず、実車の装備を確認するのが確実です。

装備名より大切なのは、実際に欲しい機能が動くかどうかです。グリップヒーター、ABS警告灯、メーター表示、スイッチ類は、納車前に販売店へ動作確認をお願いしてください。

故障リスクと対策

BMW F800Rで最も注意したいのは、特に前期型で知られるステーター、つまり発電系のトラブルです。2013年以前の個体では、ジェネレーター周辺の熱によってステーターコイルが傷み、充電不良につながる事例が知られています。

ここは怖がるだけではなく、対策品への交換履歴があるかを確認すれば判断できます。中古車を買う時は、販売店にステーターやフライホイール周辺の整備履歴を聞いてください。

答えが曖昧な個体は、私ならスルーします。特に前期型で走行距離が伸びているのに、発電系の履歴が何も分からない場合は、価格が安くても安心材料が足りません。

キーをオンにした時、メーター起動に不自然な遅れがある個体は要注意です。通電ディレイ、バッテリー劣化、ハーネスやスイッチ周辺の不具合が隠れていることがあります。

ほかには、走行距離が伸びた個体でウォーターポンプ周辺のシール劣化や冷却水にじみが出ることがあります。これはF800Rに限らず、年数を重ねた水冷バイクでは見ておきたい部分です。

大事なのは、BMWだから全部壊れると考えないことです。ロータックス系の並列2気筒エンジン自体は、きちんと整備されていればかなり丈夫な部類です。

ただし、電装系や水回りの予防確認を省くと、購入後に一気に出費が来ます。ここははっきり言って、整備履歴が不明な安い個体を勢いで買うのは危険です。

YARA

外車だからと怖がりすぎず、「対策済みですか?」と素直にショップで聞いてみるのが、失敗しない中古選びの第一歩です。

BMW F800Rの走行性能と実用性

次に、F800Rの走りに関わる部分を整理します。このバイクの本質は、派手なスペックよりも、シート下タンクによる低重心とBMWらしい安定感にあります。街乗りからツーリングまで、数字以上に扱いやすいタイプですね。

最高速と高速巡航性能

フルフェイスヘルメットを着用し、日本の海岸沿いの高速道路を安定して巡航する40〜50代の日本人ライダーとBMW F800R

BMW F800Rは、後期型で最高出力90psを発揮する798ccの水冷並列2気筒エンジンを搭載しています。ミドルクラスのネイキッドとしては、日常域から高速道路まで十分以上の余力があります。

クローズド環境での最高速は200km/h超の実力が語られることもあります。ただし、日本の公道で語るべきなのは最高速そのものではなく、100km/h前後からの余力と安定感です。

F800Rは高回転まで回して速さを楽しむだけでなく、中速域からしっかり前に出ます。高速道路の合流や追い越しで、無理に回転を引っ張らなくても流れに乗れるのはかなり楽ですね。

F800Rの最高速は車両性能を知るための目安であり、公道で試すための数値ではありません

ネイキッドなので、防風性能はフルカウルツアラーとは違います。小さなスクリーンだけでは胸や肩に風が当たり、長時間の高速巡航では首や背中に疲れが出ます。

高速道路を長く走る人は、ロングスクリーンの装着で快適性がかなり変わります。私なら、最高速よりも巡航時の疲れにくさを重視してカスタムします。

最高速性能を理由に、公道で無理な速度を出すのは絶対に避けてください。F800Rの魅力は危険な速度域ではなく、余裕を持って走れる安定感にあります。

乗りやすさ、取り回し、足つきは?

シート高が低く、両足がしっかりと地面に着いているBMW F800Rの足つき性を確認するヘルメット着用の日本人ライダー

F800Rの大きな魅力は、シート下に燃料タンクを置いた低重心設計です。一般的なバイクのようにライダー前方のタンク位置に燃料を抱えないため、押し歩きや低速時のふらつきがかなり少ないです。

日本仕様ではシート高790mmの標準シートが一般的で、足つきは大型バイクとしてかなり優秀です。170cm前後の人なら安心感を得やすく、身長が低めの人でも車体がグラッと来にくいので支えやすいですね。

F800Rの乗りやすさは、単にシート高が低いだけではありません。重心が低いから、足を着いた後の踏ん張りが効きやすいところが本当の強みです。

一方で、シートは薄くて硬めです。足つきの良さと引き換えに、長距離ではお尻や太ももの裏に痛みが出やすいです。

ここは購入前に必ずまたがって確認してください。両足が着くかだけでなく、シートの角が内ももに当たらないかを見ることが大事です。

ハンドルはやや広めで、ポジションは少し前傾気味です。ゆったり直立というより、ロードスターらしく軽く前に構える姿勢ですね。

私は、街乗りと峠、ツーリングをバランスよく楽しみたい人に合うポジションだと思います。逆に、完全なリラックス姿勢を求めるなら、スクリーンやシート交換まで見込んだ方が満足しやすいです。

YARA

足つきが良くても、シートの角が気になる場合があります。お店に行ったら、必ず一度はまたがって感触を確かめたいですね。

ツーリング適性

純正パニアケースをフル積載し、山岳ロードの展望台で休憩しながら景色を楽しむ40〜50代の日本人ライダーとBMW F800R

BMW F800Rはネイキッドですが、ツーリング適性はかなり高いです。理由は、低重心、長めのホイールベース、しっかりしたサブフレーム、グリップヒーターやパニア対応など、旅に効く要素が揃っているからです。

特に面白いのが給油口の位置です。F800Rはシート下タンクですが、給油口はシート右後方にあります。そのため、タンデムシートに大きなバッグを積んでも、荷物を降ろさずに給油できます。

シート下タンクと聞くと積載時の給油が面倒に感じますが、F800Rはむしろ荷物を積んだまま給油しやすい構造です。

タンデムやパニアケース満載時の安定感もBMWらしい部分です。国産ミドルの軽快さとは違い、荷物を積んでも車体が落ち着いている感覚があります。

長距離で疲れにくいバイクを探している人には、かなり刺さるはずです。とくにキャンプ道具やレインウェアを積む人なら、積載時の安定感と給油のしやすさは強いメリットになります。

ただし、防風性は限界があります。高速道路を長時間走るなら、大型スクリーン、こまめな休憩、シート対策はセットで考えたいですね。

高速巡航を最優先するなら、標準スクリーンだけでは風圧対策が足りません

燃費と航続距離

BMW F800Rの独自構造であるシート右後方の給油口にガソリンスタンドのノズルが差し込まれている様子

F800Rの燃費は、大型ミドルとしてかなり優秀です。走り方にもよりますが、街乗りで15〜21km/L前後、ツーリングでは20〜26km/L前後を目安にできます。

条件が良ければさらに伸びることもあります。数値はあくまで一般的な目安ですが、ハイオク指定であることを考えても、燃料代は極端に重くありません。

後期型のタンク容量は15Lで、実用航続距離は300km以上を狙えます。リザーブ容量もあるため、ツーリング中に頻繁に給油へ追われるタイプではありません。

走行シーン燃費の目安特徴
市街地15〜21km/L前後渋滞や短距離移動では落ちやすい
郊外路20〜26km/L前後一定速度で走ると伸びやすい
高速巡航20km/L台を狙いやすい風圧対策で疲労度が変わる
スポーツ走行13〜15km/L前後もあり得る高回転を多用すると悪化する

F800Rはハイオク指定です。燃料代を抑えるためにレギュラーを常用するのはおすすめしません。ノッキングや性能低下、エンジンへの負担につながります。

給油時は少しコツがいります。給油口が右後方にあるため、スタンドでは車体の右側にノズルが来るように停めると楽です。

また、タンク内の液面が見えにくいので、最後はゆっくり入れるのが安全です。勢いよく入れ続けると、泡立ちで液面が上がり、給油口からあふれることがあります。

私は、F800Rをツーリングに使うなら燃費面の心配はあまりしません。それよりも、シートの痛み対策とスクリーン選びを優先します。

失敗しないBMW F800Rの選び方

最後に、F800Rがなぜ不人気と言われるのか、F900Rとどう違うのか、前期型と後期型でどちらを選ぶべきかをまとめます。ここを押さえると、自分に合う個体をかなり絞れます。

評価・インプレと不人気と言われる理由

特徴的な左右非対称(アシンメトリー)のヘッドライトデザインを持つBMW F800Rの前期型フロントマスク

BMW F800Rが不人気と言われる理由は、バイクとして出来が悪いからではありません。大きいのは、前期型のアシンメトリーヘッドライトの好みが分かれたこと、そして国産ミドルと比べて知名度が低かったことです。

特に日本では、左右非対称のヘッドライトは好き嫌いがはっきり出ます。個性的でBMWらしいと感じる人には最高ですが、万人受けする顔ではありません。

不人気という言葉だけで避けるのはもったいないです。F800Rは、低重心、足つき、燃費、積載性、ツーリング適性まで含めると、かなり実用的な隠れた名車です。

オーナー評価でよく出る長所は、取り回しの軽さ、コケにくい安心感、長距離での疲れにくさ、他人とかぶらないレア感です。一方で、不満として多いのはシートの薄さ、発進時の半クラッチの気遣い、外車整備のコスト感ですね。

私の見方では、F800Rは派手な人気車ではありません。でも、実用性で選ぶとかなり強いです。不人気というより、良さが分かりにくかったバイクと言った方が近いですね。

評価を見る時は、デザインの好みと車体性能を分けて考えてください。顔つきが苦手なら無理に選ぶ必要はありませんが、低重心と扱いやすさを重視するなら候補に残す価値があります。

F900Rとの違い

F900RはF800Rの後継にあたるモデルですが、バイクのキャラクターはかなり違います。特にエンジンの乗り味には大きな違いがあり、それぞれ以下のような特徴を持っています。

  • F800R(360度クランク / 等間隔爆発) BMWらしい乾いたパルス感が特徴です。
  • F900R(90度オフセットクランク / 270・450度点火) より現代的な力強い鼓動感と、路面を蹴り出すようなトラクション感を出しています。

また、F900Rは排気量が798ccから895ccへ拡大し、最高出力も上がっています。TFTメーター、電子制御、クイックシフターなど、装備面ではF900Rの方が明らかに新しいです。

F800RとF900Rの比較

比較項目F800RF900R
エンジン798cc並列2気筒895cc並列2気筒
クランク360度90度オフセットクランクピン
タンク位置シート下通常位置
メーターアナログ系と液晶TFTカラー液晶
最大の魅力低重心と中古価格最新装備とパワー

ただ、F900Rがすべての面で上位互換とは言い切れません

F800Rの「シート下タンクによる低重心」は、F900Rにはない個性です。立ちゴケ不安の少なさや、荷物を積んだ時の落ち着きでは、あえてF800Rを好む人もいるはずです。装備の新しさだけでなく、自分が何に安心感を覚えるかで判断してください。

  • F900Rが向いている人 予算に余裕があり、最新装備やパワーを重視する
  • F800Rが向いている人 50万〜60万円台で、BMWらしい剛性感と低重心の安心感を楽しみたい
YARA

最新の電子制御を取るか、F800Rならではの低重心な安心感を取るか。自分の走り方や予算に合わせて選んでみてください。

前期型と後期型の違い

洗練された一眼ヘッドライトと倒立フロントフォークを採用したBMW F800Rの後期型モデルと並ぶ40代の日本人ライダー

F800Rを中古で選ぶなら、前期型と後期型の違いは必ず押さえてください。ざっくり言うと、2009〜2014年頃の前期型はアシンメトリーヘッドライトと正立フォーク、2015年以降の後期型は一眼ヘッドライトと倒立フォークが大きな特徴です。

後期型では見た目が現代的になり、足回りも強化されています。ブレーキ周りもラジアルマウント化され、走りの安心感が上がっています。

チェックポイント

  • 左右非対称ヘッドライトなら前期型を疑う
  • 一眼ヘッドライトと倒立フォークなら後期型
  • 前期型は発電系の整備履歴を必ず確認する
  • 後期型は価格差が小さいなら優先候補にする
  • 装備名ではなく実車の機能で判断する

ただし、前期型にも魅力はあります。BMWらしい個性が強く、アシンメトリーデザインが好きな人にはむしろ前期型の方が刺さります。

問題は、ステーターなどの対策履歴です。前期型を選ぶなら、整備記録の確認は必須です。価格だけで前期型を選ぶより、整備履歴のある前期型か、状態の良い後期型を選ぶ方が後悔を避けられます。

中古価格差が大きくないなら、私は後期型を優先して探します

よくある質問

ここでは、F800Rを検討している人が購入前に気になりやすい実用面の疑問をまとめます。細かい内容ですが、買った後の満足度にかなり関わります。

バッテリーはどこにありますか?

F800Rのバッテリーはシート下ではありません。シート下には燃料タンクがあるため、バッテリーは一般的なバイクのタンクに見えるダミーカバーの下にあります。

アクセスには外装パネルの取り外しが必要です。バッテリー上がりの時に焦らないためにも、購入後に一度だけカバーの外し方を確認しておくと安心です。

普通の工具で整備できますか?

BMWはトルクスボルトを多用しています。プラスドライバーや一般的な六角レンチだけでは作業できない場面が多いです。

DIYするなら、T25やT30を含むトルクスレンチセットは最初に用意してください。高価な特殊工具まで一気に揃える必要はありませんが、基本サイズは必須です。

トルクスは星形の穴を持つボルト規格で、BMW車では外装や小部品の固定によく使われます

発進でエンストしやすいですか?

1速がややハイギヤードなので、雑につなぐとストンと止まりやすいです。ただ、慣れれば大きな欠点ではありません。

発進時だけ丁寧に半クラッチを使えば、市街地ではむしろギクシャクしにくい扱いやすさがあります。大型初心者でも、最初に癖を理解しておけば怖がりすぎる必要はありません。

買う前に必ず見る場所はどこですか?

ステーター周辺の整備履歴、キーオン時のメーター起動、冷却水にじみ、タイヤとブレーキ残量、グリップヒーターの動作は必ず確認してください。

ここを見ずに契約すると、購入直後の出費で後悔しやすいです。特に、納車整備でどこまで対応してくれるのかは、契約前に文章で確認しておくと安心です。

現車確認なしで安さだけを理由に契約するのは避けてください

中古車の状態は一台ごとに違います。保証内容、整備履歴、納車整備の範囲は販売店で必ずご確認ください。

公式のサービス情報や正規ディーラー情報を確認したい場合は、(参照:BMW Motorrad公式サイト)も合わせて確認しておくと判断しやすいです。

BMW F800Rは買いか?

ここまで見ると、BMW F800Rは誰にでも無条件ですすめるバイクではありません。でも、低重心の安心感、足つき、ツーリング適性、中古価格のバランスを重視するなら、今でもかなり魅力があります。

最後に今回のポイントをまとめておきます。

今回のまとめ
  • BMW F800Rは低重心が最大の魅力
  • 中古価格は50万〜60万円台が狙い目
  • 維持費は国産ミドルより高めに考える
  • 法定費用より工賃と消耗品で差が出る
  • 前期型はステーター対策履歴を確認する
  • 後期型は倒立フォークと一眼ライトが目印
  • ハイラインは快適装備が充実している
  • 足つきは良いがシートは硬め
  • ツーリング性能と燃費はかなり優秀
  • 最新装備重視ならF900Rが合う
  • コスパ重視ならF800R後期型が有力候補
  • 購入前は整備履歴と保証内容を必ず確認する

本記事の内容は執筆時点のものです。車検やパーツ適合は年式等により異なるため、最新情報はメーカーや販売店にてご確認ください。

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