トライアンフ400ccのカスタムガイド|パーツや値段、納期も解説

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イメージ:ラグジュアリー・モーターサイクル

トライアンフ400ccのカスタムに関心をお持ちのあなたへ。

待望の新型モデル、スピード400が登場し、バイク好きの間で大きな話題となっています。

しかし、いざ購入やカスタムを考え始めると、「トライアンフのスピード400の発売日はいつだったか?」「トライアンフ400ccの値段や、気になるスピード400の納期はどれくらい?」といった基本的な疑問が浮かびます。

さらに、「トライアンフのスピード400の最高速は?」という性能に関する興味や、マフラー交換やセパハン化といった具体的なカスタムパーツ、あるいは中古パーツを活用した旧車風のスタイルまで、知りたいことは尽きないでしょう。

この記事では、それら全ての疑問に、専門的な視点から分かりやすくお答えしていきます。

この記事でわかること
  • トライアンフ スピード400の基本スペックと価格
  • 納車前に知っておきたい納期や最高速の情報
  • 初心者から上級者まで楽しめるカスタムパーツの種類
  • 自分だけのスタイルを確立するためのカスタムの方向性
目次

トライアンフ400ccカスタムの基本情報

  • トライアンフのスピード400の発売日はいつ?
  • 新型モデルのスペックと特徴
  • トライアンフ400ccの値段は?
  • スピード400の納期は?
  • トライアンフのスピード400の最高速は?

トライアンフのスピード400の発売日はいつ?

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トライアンフ スピード400は、2024年初頭から日本国内でのデリバリーが開始されました。

2023年に世界的に発表されて以来、日本のバイクファンの間でも大きな注目を集めていましたが、待望の国内導入となります。

国内導入直後の2024年2月にはメディア向けの発表試乗会が開催されるなど、トライアンフがいかにこのモデルに力を入れているかがうかがえます。

普通自動二輪免許で乗ることができるトライアンフの全く新しいプラットフォームとして、ブランドの新たなファン層を獲得する戦略的なモデルと言えるでしょう。

ちなみに、スピード400の登場は、トライアンフの近年の目覚ましい成長をさらに加速させる一手と位置付けられています。

プレミアムブランドがミドルスモール市場へ本格参入したことで、市場の活性化にもつながっています。

新型モデルのスペックと特徴

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スピード400は、単なるエントリーモデルではなく、随所にトライアンフらしい高品質な作り込みが見られるのが最大の特徴です。

エンジンやフレームは完全な新設計で、走りや質感においてクラスの基準を引き上げるポテンシャルを秘めています。

ここでは、その注目のスペックを詳しく見ていきましょう。

エンジンとパフォーマンス

心臓部には、新開発の水冷単気筒DOHC4バルブエンジンを搭載しています。

ショートストローク設計により、高回転までスムーズに吹け上がるスポーティなキャラクターが与えられています。

シングルエンジンらしい歯切れの良い鼓動感を持ちつつも、レスポンスが良く扱いやすい出力特性が魅力です。

シャシーと足回り

フレームは軽量なハイブリッドスパイン/ペリメーターフレームに、ボルトオン式のリアサブフレームを組み合わせています。

足回りには、このクラスでは贅沢とも言える43mm径の倒立式ビッグピストンフォークや、プリロード調整可能なリアモノショックを採用。

これにより、しなやかな乗り心地と安定したコーナリング性能を両立させています。

車重が170kgと軽量な上、シート高も790mmに抑えられているため、足つき性も良好です。

初心者や小柄な方でも安心して取り回せるのは嬉しいポイントですね。

主要スペック一覧

項目詳細
エンジンタイプ水冷単気筒DOHC4バルブ
排気量398.15 cc
最高出力40 PS (29.4 kW) @ 8,000 rpm
最大トルク37.5 Nm @ 6,500 rpm
トランスミッション6速
フレームハイブリッドスパイン/ペリメーター(スチール製)
フロントサスペンション43mm径 倒立式ビッグピストンフォーク
リアサスペンションガスモノショックRSU(プリロード調整付き)
シート高790 mm
燃料タンク容量13 L
車体重量170 kg

トライアンフ400ccの値段は?

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トライアンフ スピード400の価格設定は、その高い質感と性能を考えると非常に魅力的です。

乗り出し価格の目安は約80万円前後とされています。

この乗り出し価格は、車両本体価格に加えて、登録に伴う税金や手数料、自賠責保険料といった諸費用が含まれた金額です。

もちろん、これに加えて任意のバイク保険料も考慮する必要があります。

価格の内訳とコストパフォーマンス

具体的な価格の内訳を見てみましょう。

項目参考価格備考
メーカー希望小売価格(税込)¥739,0002024年時点での公式価格です。
諸費用約10万円〜税金、自賠責保険料、登録手数料など。販売店により異なります。
乗り出し価格(目安)約80万円〜上記の合計金額です。

同クラスの他社モデルと比較しても、スピード400のコストパフォーマンスは際立っています。

例えば、ホンダのCB400SFの乗り出し価格が約85万円から、カワサキのZ400が約75万円からとなっていることを考えると、トライアンフというプレミアムブランドのバイクがこの価格帯で手に入るのは大きな魅力です。

購入後の維持費という点では、燃費性能の良さ(公式サイトのデータではCO2排出量83.8 g/km)もコストパフォーマンスを高める要因です。

経済的にバイクライフを楽しめるでしょう。

スピード400の納期は?

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現在、トライアンフ スピード400は非常に人気が高く、納期の目安は注文から約2ヶ月から3ヶ月程度とされています。

ただ、これはあくまで一般的な目安であり、実際の納期は様々な要因によって変動します。

人気の高さから発売直後から注文が殺到しており、バックオーダーを抱えている販売店も少なくありません。

そのため、少しでも早く手に入れたい場合は、早めに正規販売店へ相談することが重要です。

納期に影響する要因

納期は、選択するカラーや純正アクセサリーの有無、そして注文するタイミングによって変わる可能性があります。

特に人気のカラーは生産待ちとなるケースも考えられます。

また、販売店の抱える受注状況によっても左右されるため、具体的な納期については必ず購入を検討している販売店へ直接確認してください。

いずれにしても、購入を決めたらすぐにアクションを起こすのが良さそうですね。

待つ時間もバイクライフの楽しみの一つと捉えたいところです。

トライアンフのスピード400の最高速は?

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ライダーであれば誰もが気になるのが、愛車のポテンシャルでしょう。

トライアンフ スピード400の最高速については、公式な発表はありませんが、各種メディアのレビュー情報によるとおおよそ160km/hに達するとされています。

最高出力40PSを発生するエンジンと6速トランスミッションの組み合わせは、400ccクラスとして十分以上の動力性能を発揮します。

これにより、高速道路での合流や追い越し加速もスムーズに行え、長距離ツーリングでもストレスを感じることは少ないでしょう。

パフォーマンスにおいて重要なのは、最高速の数値そのものよりも、そこに至るまでの加速感や常用域での扱いやすさです。

スピード400は、低回転から十分なトルクを発生させるため、街乗りからワインディングまで、あらゆるシーンでキビキビとした走りを楽しめるバランスの良さが光ります。

安全に関する注意

当然のことながら、公道で最高速を試す行為は法律で固く禁じられており、非常に危険です。

バイクの性能を限界まで引き出してみたい場合は、必ずサーキットなどのクローズドコースで、安全が確保された環境のもとで行ってください。

本格的なトライアンフ400ccのカスタム

  • 豊富な純正カスタムパーツを紹介
  • 定番のマフラー交換で得られる魅力
  • セパハンで実現するカフェレーサースタイル
  • 中古パーツで探す旧車風カスタム
  • 自分だけのトライアンフ400cc カスタムを楽しもう

豊富な純正カスタムパーツを紹介

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スピード400の大きな魅力の一つが、20種類以上も用意された豊富なトライアンフ純正アクセサリーの存在です。

これらのパーツは、車両の設計を担当したエンジニア自身が手がけており、デザインの統一感やフィッティングの精度は社外品では得られないクオリティを誇ります。

すべての純正アクセサリーには、走行距離無制限の2年保証が付帯しており、安心してカスタムを楽しめるのも嬉しいポイントです。

パーツは大きく3つのカテゴリーに分けられています。

スタイル&コンフォート

バイクの見た目を引き締め、快適性を向上させるパーツ群です。

サテンブラックの本体が美しい「LEDブリットウインカー」や、クラシカルな雰囲気を高めるキルト加工の「コンフォートシート」、冬場のライディングを快適にする「グリップヒーター」などがラインナップされています。

ラゲッジ

通勤からロングツーリングまで、実用性を高めるラゲッジ関連のパーツも充実しています。

専用マウントでスマートに装着できる「リジッドトップボックス」や「セミリジットトップボックス」のほか、より手軽な「ラゲッジラック」や「ナイロンタンクバッグ」など、用途に応じて選べます。

プロテクション性能

大切な愛車を不意のアクシデントから守るための保護パーツです。

転倒時のダメージを軽減する「アッパー&ロアエンジンバー」、飛び石からエンジン下部やラジエターを守る「アルミニウム製サンプガード」「ラジエターガード」など、備えておくと安心なパーツが揃っています。

これらの純正パーツは、トライアンフの正規販売店で車両購入時に同時に注文し、納車前に取り付けてもらうことも可能です。

後からカスタムする手間が省け、工賃も抑えられる場合があります。

定番のマフラー交換で得られる魅力

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バイクカスタムの「王道」とも言えるのがマフラー交換です。

スピード400においても、社外マフラーに交換することで、サウンド、パフォーマンス、そしてルックスの3つの要素を大きく向上させることができます。

特にシングルエンジンはマフラー交換による音質の変化が大きく、歯切れの良いサウンドをより強調したり、重厚な低音を響かせたりと、ライダーの好みに合わせた演出が可能です。

オーナーのレビューを見ると、例えばヨシムラの「GP-MAGNUM105サイクロン」に交換した例では、「音量は純正と大差ないが、音質は低音が太くなった」「純正より吹け上がりがスムーズになった気がする」といった声が挙がっています。

見た目の変化による満足度も非常に高いようです。

もちろん、マフラーは走行性能にも影響を与えます。

抜けの良いマフラーに交換することで、高回転域でのパワーアップやレスポンス向上が期待できる場合があります。

ただし、製品によっては低速トルクが犠牲になることもあるため、自分のライディングスタイルに合った製品選びが重要です。

マフラー交換の注意点

社外マフラーを選ぶ際は、必ず車検に対応した製品(政府認証マフラー)であることを確認してください。

認証を受けていないマフラーは公道での使用が認められておらず、整備不良として取り締まりの対象となります。

セパハンで実現するカフェレーサースタイル

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スピード400のモダンクラシックなスタイルを、よりスポーティで攻撃的な「カフェレーサー」スタイルへと昇華させたいなら、セパレートハンドル(セパハン)への交換が効果的です。

セパハンは、左右のハンドルが独立しており、純正のバーハンドルよりも低い位置にマウントするのが一般的です。

これにより、ライディングポジションが自然と前傾姿勢になり、一目で「走り」を意識させるレーシーな雰囲気を手に入れることができます。

セパハン化のメリットとデメリット

最大のメリットは、やはりそのスタイルの劇的な変化です。

バイク全体のシルエットが低く構えたものになり、クラシカルながらもスポーティな印象が強まります。

また、前傾姿勢になることで、高速走行時には空気抵抗を抑える効果も期待できます。

一方で、デメリットも存在します。

前傾姿勢は、街乗りや長距離ツーリングでは手首や腰への負担が大きくなり、純正ハンドルに比べて疲れやすくなる傾向があります。

また、ハンドル切れ角が減少し、Uターンなどの取り回しがしにくくなる場合もあるため注意が必要です。

セパハン化を検討する際は、見た目のカッコよさだけでなく、自分のライディングスタイルや用途に合っているかをよく考えることが大切です。

最近では、高さを調整できる可変タイプのセパハンも登場しており、スタイルと快適性を両立させる選択肢も増えています。

中古パーツで探す旧車風カスタム

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スピード400は新型モデルですが、中古パーツを賢く活用することで、他の人とは一味違う旧車風のカスタムを楽しむ道もあります。

新品パーツにはない独特の風合いや、コストを抑えてカスタムを進められるのが中古パーツの魅力です。

例えば、少し使い込まれたレザーのサイドバッグや、経年変化したような風合いのミラーなどを取り入れることで、まるで長年連れ添った愛馬のような雰囲気を演出できます。

インターネットオークションやバイク中古パーツ専門店などで、掘り出し物を探すのもカスタムの楽しみの一つです。

中古パーツ選びの注意点

中古パーツを利用する際は、いくつかの注意点があります。

まず、そのパーツがスピード400に適合するかどうかを必ず確認する必要があります。

特にエンジン周りやフレームに取り付けるパーツは、慎重な確認が求められます。

また、パーツの状態もしっかりと見極めなければなりません。

写真だけでは分からない傷や歪み、サビなどがないか、可能な限り詳細な情報を集めるようにしましょう。

安全に関わるブレーキやサスペンションといった重要部品については、信頼できる専門店の整備済み品を選ぶか、新品を使用するのが賢明です。

リスクを理解した上で、賢く中古パーツを取り入れ、個性的な一台を創り上げてください。

自分だけのトライアンフ400ccのカスタムを楽しもう

この記事では、トライアンフ スピード400の基本情報から、多岐にわたるカスタムの世界までを解説してきました。

最後に、自分だけの理想の一台を創り上げるためのポイントをまとめます。

  • スピード400は2024年初頭に登場した注目の新型モデル
  • 車両本体価格は約74万円、乗り出し価格の目安は約80万円前後
  • 人気モデルのため納期は2〜3ヶ月程度を見込む必要がある
  • 最高速は約160km/hに達する十分な動力性能を持つ
  • エンジンは新設計の398cc水冷単気筒DOHCで扱いやすい
  • シート高790mm、車重170kgと取り回し性に優れる
  • 20種類以上の高品質な純正アクセサリーが用意されている
  • 純正パーツは2年間の走行距離無制限保証付きで安心
  • スタイル、ラゲッジ、プロテクションの各カテゴリで選べる
  • マフラー交換はサウンド、性能、ルックスを変える定番カスタム
  • マフラーは必ず政府認証品(車検対応)を選ぶこと
  • セパハン化は本格的なカフェレーサースタイルを実現する
  • セパハンは長距離での疲労などデメリットも考慮する
  • 中古パーツ活用でコストを抑えた旧車風カスタムも可能
  • カスタムは焦らず、自分の理想のスタイルをじっくり探求することが大切

スピード400は、そのままでも十分に魅力的ですが、カスタムすることでその魅力はさらに深まります。

この記事を参考に、ぜひあなただけの最高のトライアンフ400ccのカスタムを実現してください。

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この記事を書いた人

ハーレーとドゥカティをこよなく愛するベテランライダー。ベテランだからこその視点でバイクに関する情報を深堀しています。

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